六尺堂は2006年8月から
青年団五反田団・前田司郎氏より賃借する町工場跡地を
舞台美術家・舞台監督の活動拠点としてリノベーションし
使用者による自主管理によって、運営している場所です




2011/03/19

東日本大地震に関して

この度の、東日本大地震の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。

舞台美術研究工房・六尺堂も東京・五反田にはありますが、古い建物をリノベーションしているということもあり、若干の被害を受けましたが、現在は復旧し安全に作業にあたっております。
現在、東京、関東圏でも計画停電と物流の滞り、原発の問題等、まだまだ、日常的業務を行うには予測の難しい事態に直面しているのは、みなさまご承知のことと思います。
このような状況の中、六尺堂としては、以下のような方針で当面動いていこうと考えております。
東北地方から多くを調達していた材木類。あるいは、海外からの流通ルートにおいて仕入れていた資材等においても供給が平常のようには機能していない、そして、平常化するには物資によって異なりますが、長くて2ヶ月くらいかかるのではないかという報告を取引先の関係各位から受けています。そして、安定したとしても価格の若干の高騰が予想されます。
また、今後被災地復興の為に多くの材木、資材を優先的に活用するという事態を鑑みて、我々は買いだめ、買い占めをするのではなく、六尺堂内での現場間で融通を効かせながら、なるべくリサイクル、省電力、無駄のない活用と運営を心がけていきたいと思っています。その為、多くの創作現場に多少無理を言っていただく、あるいは、了承して頂くという局面も出てくるかと思いますが、『物を買うより、有るもの使う』という方針のもと、現在のこの危機的状況がある程度安定し、被災地の復興の目処が立つまで、六尺堂全体として取り組んでいきたいと考えております。

また、このような状況でありますが、あるいはこのような困難な状況だからこそ、演劇やダンス、その舞台をココロから必要としている人たちの為にも、限られた資材、材料ではりますが、最善の努力と知恵とデザインでコラボレーションを実現していきたいと考えております。
2011.3.19
舞台美術研究工房六尺堂 ディレクター 杉山至